• SoundCloudが社会のアイコン
  • Twitter Social Icon
  • YouTube Social  Icon

martin hd-28v

 

昨日に引き続き、ギター屋さんでいろいろ弾かせてもらった。山野楽器イン川崎。

ほんとに音楽好きなんだろうなって感じの背の高い(ソニックユースのサーストン・ムーアのような)おじさんが担当してくれたんだけど、それはそれは丁寧で親切で、すごくうれしくなってしまった。

 

必ずギターを試奏させてもらう前におじさんの悲しげなフィンガリングでそのギターの音色を聴かされる。

優しそうな人柄から寂しいような、でも悟ったような旋律をはじき出す指。リウマチで第一関節が動きにくいと言っていたけれど、十分魅力的だった。加湿器だらけのアコースティックルームでおじさんのちょっとしたリサイタルを聴いている気分になる。

 

何本か試奏し、買ったギターを弾いた時、完璧だと思った。

音は暴れずに整理整頓され、和音はまとまり、しっかりと鳴った。

なんとも透き通った音。うわ・・ってなった。それに決めた。

おじさんは少し驚いていた。ほ、ほんとに買うの?と。

 

コンビニのATMでお金をおろし、封筒に詰め、バックの中へ大切にしまった。人生一番の買いものになる値段だ。

誰にも奪われないようにバックを前に抱き、コンビニからギター屋までの100mを歩く。自然と速足になってしまった。

 

おじさんといくつか他愛もない話をし、東京に行くこと、新しい仕事になること、人生のひとくぎりであることを告げると、頑張ってくださいねとやさしく微笑んでいた。純粋に嬉しい。

店を後にする時、背の高いおじさんが深々と頭を下げていた。どっちかというと親切にギターを勧めてくれてありがとうとこっちが礼を言いたいくらい。

ハードケースがとっても重い。それはこれから歩んでゆく道のりの厳しさと似ている気がする。

 

このギターでどんな歌をつくっていけるのか、とても楽しみ。

まずは自分がギターに弾かれてしまわないように、ギターを弾き倒すしかない。

今日からよろしく、新しいギター。新しい世界。

 

 

 

Please reload