• SoundCloudが社会のアイコン
  • Twitter Social Icon
  • YouTube Social  Icon

パイナップル

どうしても食べたくなった。
仕事で身も心もクタクタになった俺はスーパーで見かけたフィリピン産のカットパイナップルがどうしても食べたくなった。突然、黄色に輝くその円柱の物体に魅かれてしまった。
少し割高だが、買い物かごにいれる。甘い汁の匂いがビニール袋から漏れてくる。
帰り道も少しいい気分になる。

お風呂に入り、北の国からを見つつ、カップラーメンを食べ、パイナップルを食べる用の口を作り、いざゆかん。パイナポー。

パイナップルは、思ったより柔らかく、甘ったるい果汁が滴る。
缶詰ではない、本来のうまみ。
口いっぱいに頬張ると風呂上がりの身体全体にその甘さとみずみずしさが行き届く気がした。生きることのたのしみ、食べること。ちょっと実感する。とっても美味しかった。また食べたい。すぐ食べたい。

乾きをなくせば幸せはきっとすぐ訪れる。それがどうやって潤うのか知れた時はラッキー。
大抵は、その術も分からぬまま一日が終わって行ったりするわけだけど。
今日はたまたまスーパーに売ってあったってだけ。明日はどこにあるだろう。
 

Please reload